2009年03月23日

広島平和構築人材センター・公開シンポジウム報告!

管理人です。

 今回は、以前お伝えしていた
 「平和を担う人をつくる」に参加してきましたので、
 その大まかな様子を報告いたします。



○使用言語は、基本は英語


 会場に入ると、とりあえず同時通訳機を渡されました。
 シンポジウムは、基本は英語だそうです。

 「そんなの、必要ないですよ」

 なんて言えればかっこいいのですが、
 日本語で聞いても難しい内容なわけで、
 英語でわかるはずがありません。
 いろいろと、専門用語も飛び出しますからね。

 そんなこんなして席に座ろうとすると、
 あまり席に余裕がありません。
 どうしたものか、と思っていると
 スタッフらしき外国の方が一言。

 「Are you Audience?」

 思わず、同時通訳機をセットしようかと思いましたが、
 まったく意味がないので、
 適当に受け答えして、狭い席に座りました。

 たぶん、そのスタッフの方は英語しか話せないのでしょうが、
 もし日本語もある程度話せるにもかかわらず、
 管理人を外国人と間違えて話したとすれば、
 ゆゆしき事態ですね。



○ユース・ミーティング発表 〜平和のための16の質問〜


 さて、いよいよシンポジウムの開催。
 最初は、事前に行われていたという、
 1泊2日の平和構築のためのユース・ミーティングの発表。

 ミーティングの発表というだけあって、
 ユース平和宣言みたいなもんをするのかと思いきや

 唐突に「平和のための16の質問」を
 投げかけてくれました。

 「ミーティングの結果が聞けると思ったのに
  逆に質問するのかよっ!」


 なんて心の内でツッコミをいれそうになりましたが、
 そんなことを考えてるのは管理人くらいなので、
 そこは黙って聞くことに

 ちなみに、ミーティングの参加者が16人だから、 
 質問数も16個のようです。

1.私にできる、平和構築とは何ですか?

2.ユースは、平和構築に携われますか?

3.平和の中で暮らす私に、何ができるか?

4.あなたの考える平和で、彼らを幸せにできますか?

5.「平和構築 = イイコト(本当の平和)」ですか?

6.我々は「平和の犠牲者」を覚えていますか?

7.平和構築は、誰のものですか?

8.「平和の配当」は平等ですか?

9.平和構築を達成する為に、
  どれだけの時間とお金を費やさなければならないのですか?

10.平和構築はビジネスですか?

11.水がない。それだけで不幸になるのではないか?

12.次代の子どもたちに、教育から何をつかんでほしい?

13.あなたに平和を導く資格がありますか?

14.平和のために、過去を記憶すべきか、忘れるべきか?

15.どのように過去を伝えていきますか?

16.どこまで構築すれば「平和」に到達しますか?


 ……ま、ツッコミどころはたくさんあるんですが、
 要は、これらの質問には「正解」はないってことです。

 結局は、「あなたにとって、平和とは何ですか?」
 ってことでしょうか。


○平和構築のための人材育成団体の発表


 この後は、世界から集まった、
 平和構築のための人材育成団体の現状とかの発表だったのですが、
 けっこう早口だったりしたので、
 管理人にとってのポイントを明記するにとどめたいと思います。


・「人材育成事業」=「研修事業」ではない  

 これは、どこの人材育成をやってるところでも
 言いそうなもんですが、

 要は、単なる座学ではなく、
 実践を交えた総合的、多角的な事業が、
 人材育成には必要だ、ってところです。


・紛争の引き金は、いたるところにある

 今後は、食糧、水、安全、健康、資源が、
 紛争の引き金になるケースが
 多くなるとのことです。


 特に水は、今後の紛争を考える上で、
 キーワードになると思われます。


・紛争は、権力の空白から生じる

 現在のテロを考える上において、
 この「権力の空白」という問題は、
 避けては通れません。

 要は、しっかりした政府が治めていない地帯では、
 紛争は避けられない、ってことです。


・平和活動と構築は、文民と軍人が協力しないといけない

 これは、結構平和活動とか人道支援とかやってる人の方が、
 拒否反応が出やすい内容ではないでしょうか。

 個人的には、これが片手間になると、
 必ず平和構築は失敗すると思っています。


○課題は「評価」と「統合化」


 人材育成に携わるものの性ですが、
 「評価」という問題は、必ずついてまわります。

 「何を持ってすれば、平和構築ができる人材を
  育成したといえるのか?」

 皆さんは、何が必要だと思いますか?

 あと、先程文民と軍人の協力が必要とありましたが、
 そういった協力も含め、様々な組織の統合化がないと、
 平和構築はうまくいかないそうですが、

 どんな組織にも官僚主義がはびこりやすいので、
 統合化は難しいそうです。


○最後に


 平和構築の人材育成については、
 外務省は今年度はこれまでの2倍くらいの予算をつけるそうです。

 今年度から、シニアスペシャリストも育成したいそうですよ。
  
posted by ダイリーエンジョイ at 21:58| 広島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 他団体イベントの報告♪ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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