管理人です。
今回は、以前お伝えしていた
「平和を担う人をつくる」に参加してきましたので、
その大まかな様子を報告いたします。
○使用言語は、基本は英語
会場に入ると、とりあえず同時通訳機を渡されました。
シンポジウムは、基本は英語だそうです。
「そんなの、必要ないですよ」
なんて言えればかっこいいのですが、
日本語で聞いても難しい内容なわけで、
英語でわかるはずがありません。
いろいろと、専門用語も飛び出しますからね。
そんなこんなして席に座ろうとすると、
あまり席に余裕がありません。
どうしたものか、と思っていると
スタッフらしき外国の方が一言。
「Are you Audience?」
思わず、同時通訳機をセットしようかと思いましたが、
まったく意味がないので、
適当に受け答えして、狭い席に座りました。
たぶん、そのスタッフの方は英語しか話せないのでしょうが、
もし日本語もある程度話せるにもかかわらず、
管理人を外国人と間違えて話したとすれば、
ゆゆしき事態ですね。
○ユース・ミーティング発表 〜平和のための16の質問〜
さて、いよいよシンポジウムの開催。
最初は、事前に行われていたという、
1泊2日の平和構築のためのユース・ミーティングの発表。
ミーティングの発表というだけあって、
ユース平和宣言みたいなもんをするのかと思いきや
唐突に「平和のための16の質問」を
投げかけてくれました。
「ミーティングの結果が聞けると思ったのに
逆に質問するのかよっ!」
なんて心の内でツッコミをいれそうになりましたが、
そんなことを考えてるのは管理人くらいなので、
そこは黙って聞くことに
ちなみに、ミーティングの参加者が16人だから、
質問数も16個のようです。
1.私にできる、平和構築とは何ですか?
2.ユースは、平和構築に携われますか?
3.平和の中で暮らす私に、何ができるか?
4.あなたの考える平和で、彼らを幸せにできますか?
5.「平和構築 = イイコト(本当の平和)」ですか?
6.我々は「平和の犠牲者」を覚えていますか?
7.平和構築は、誰のものですか?
8.「平和の配当」は平等ですか?
9.平和構築を達成する為に、
どれだけの時間とお金を費やさなければならないのですか?
10.平和構築はビジネスですか?
11.水がない。それだけで不幸になるのではないか?
12.次代の子どもたちに、教育から何をつかんでほしい?
13.あなたに平和を導く資格がありますか?
14.平和のために、過去を記憶すべきか、忘れるべきか?
15.どのように過去を伝えていきますか?
16.どこまで構築すれば「平和」に到達しますか?
……ま、ツッコミどころはたくさんあるんですが、
要は、これらの質問には「正解」はないってことです。
結局は、「あなたにとって、平和とは何ですか?」
ってことでしょうか。
○平和構築のための人材育成団体の発表
この後は、世界から集まった、
平和構築のための人材育成団体の現状とかの発表だったのですが、
けっこう早口だったりしたので、
管理人にとってのポイントを明記するにとどめたいと思います。
・「人材育成事業」=「研修事業」ではない
これは、どこの人材育成をやってるところでも
言いそうなもんですが、
要は、単なる座学ではなく、
実践を交えた総合的、多角的な事業が、
人材育成には必要だ、ってところです。
・紛争の引き金は、いたるところにある
今後は、食糧、水、安全、健康、資源が、
紛争の引き金になるケースが
多くなるとのことです。
特に水は、今後の紛争を考える上で、
キーワードになると思われます。
・紛争は、権力の空白から生じる
現在のテロを考える上において、
この「権力の空白」という問題は、
避けては通れません。
要は、しっかりした政府が治めていない地帯では、
紛争は避けられない、ってことです。
・平和活動と構築は、文民と軍人が協力しないといけない
これは、結構平和活動とか人道支援とかやってる人の方が、
拒否反応が出やすい内容ではないでしょうか。
個人的には、これが片手間になると、
必ず平和構築は失敗すると思っています。
○課題は「評価」と「統合化」
人材育成に携わるものの性ですが、
「評価」という問題は、必ずついてまわります。
「何を持ってすれば、平和構築ができる人材を
育成したといえるのか?」
皆さんは、何が必要だと思いますか?
あと、先程文民と軍人の協力が必要とありましたが、
そういった協力も含め、様々な組織の統合化がないと、
平和構築はうまくいかないそうですが、
どんな組織にも官僚主義がはびこりやすいので、
統合化は難しいそうです。
○最後に
平和構築の人材育成については、
外務省は今年度はこれまでの2倍くらいの予算をつけるそうです。
今年度から、シニアスペシャリストも育成したいそうですよ。
2009年03月23日
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