2009年03月09日

たんけんぼくのほん「ロジカルシンキングのための『見える化』入門」!

 管理人です。

 今回の「たんけんぼくのほん」は、

 「ロジカルシンキングのための『見える化』入門」!

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 タイトルを聞くだけでは、
 内容が、わかるようでわからないですが、

 要は、いわゆる問題発見&解決本です。

 さまざまな問題の真の原因を特定する
 解決に向けての手順を明確にする
 (ロジカルシンキング)


 そうした一連の流れを、誰が見てもわかるように、
 イメージで表現する(見える化)


 これをひっくるめて「フレームワーク」なんて
 言ったりもします。

 すきより3月も、この本の内容も、
 参考にして講義案作っています。




○ぱっと見使いやすいフレームワークは?


 この本は、もちろん企業向けに書かれてます。
 学んだフレームワークを用いての演習もできるのが、
 この本のウリのひとつ
ですが、
 ほとんどが、企業的な題材です。

 それはそれでいいのですが、
 市民活動団体の方や、NPOとかの方には、
 そういったものがピンとこない方も、
 多くおられる気がします。

 あと、NPOやまちづくりレベルでは、
 ちょっと使いにくいんじゃないかなと、
 個人的に思うものも、いくつかあります。

 パレート図(本文P27〜)
 特性要因図(P38〜)
 
 とかは、なかなか使いづらいかもしれません。

 って、管理人だけかもしれませんが。

 まぁ、本の最初に出ているKJ法は、
 けっこうまちづくりやNPOでもおなじみなので、
 これは問題ないでしょう。
 ご存知ない方は、本を買ってみてください。
 そんなに難しくありません。

 あとは、イベントの進捗を管理するためのWBS(P93〜)は、
 知っておくと楽になります。


 問題を分解するロジックツリー(P73〜)も、
 このへんの分野では定番なので
 ぜひ理解を深めてください。

 自分の組織、団体について、
 周りとの関係の中で「ウリ」を考えたいときには
 SWOT分析(P175)がおすすめです



○これらって、全部覚えないといけないの?


 まぁ、一流のコンサルタントを目指すなら、
 こういったフレームワークを、
 200から数百種類だとか覚えて、
 それを使いこなせるようになる必要があるらしいですが、

 コンサルタントを目指さない方は、
 そこまでするのは、しんどいからやめましょう。

 一通りフレームワークを見つめてみて、
 「自分たちの一連の業務との接点がもてそうだな」
 そんな感じがしたフレームワークを、

 2〜3くらい徹底的に、
 折に触れて試してみたほうが、
 よほど効果的です。






○最後に


 ロジカルシンキング

 これは、さまざまな問題を効果的に解決しようとするためには、
 避けて通ることはできないと考えます。

 確かに、勘と経験という要素は、
 非常に重要な要素だと思います。

 しかし、それは「人には説明できない」領域なので、
 
 「ほかに、原因や解決策があるんじゃないですかぁ?」

 といわれたときに、

 「いえ、これがベストな策です」で説明できる
 根拠がありません。

 見える化も同様で、
 自分だけが持っている考え方や思いを、
 見えるように説明しないと、
 人は共感するのが難しいといえます。


 とくに、まちづくりとかNPOとかの人は、
 情熱とかミッション(使命感)ベースで
 行動することが多いので、
 (管理人もそうなんですが)

 それを伝える際に、たいてい痛い目を見ます。
 
 まぁ、福祉とか国際支援とかの情に訴えやすいものは、
 そんなにロジカルに説明したり、
 見える化しなくても、共感が集めやすいかもしれませんが、

 (でも、こうした分野は、特にお金の流れは見える化しとかないと、
 あとあと大変ですけどね)

 そうでない分野、特にP-SONICのごとき
 どちらかというと中間支援に属するところは、
 情では何も訴えられませんからねぇ。  
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